バイデン氏「政策はハリス氏に引き継がれる」 撤退後初めて集会に臨む

AI要約

バイデン大統領は、ハリス副大統領と共に集会に臨み、薬の価格引き下げなどの政策をアピールしました。

バイデン氏は10種類の薬の価格を最大79%引き下げる計画を強調し、ハリス氏も国民のために戦う意気込みを示しました。

ハリス氏は大手製薬会社の薬価の高騰に反対し、11月に公約を発表する予定で、バイデン政権の消費者心理の改善が焦点となっています。

アメリカのバイデン大統領は、大統領選から撤退して以降、初めてハリス副大統領とそろって集会に臨み、薬の価格の引き下げなど、主要な政策はハリス氏に引き継がれるとアピールしました。

バイデン大統領

「私は、アメリカでは医療は特権ではなく、権利であるべきだと信じている」

バイデン氏は、糖尿病などに処方される10種類の薬の価格を、2026年から最大79%引き下げると強調しました。

ハリス氏は、バイデン大統領の成果を称賛したうえで、自身も国民のために戦うとする姿勢を示しました。

ハリス副大統領

「大手製薬会社が長年にわたり、命を救う薬の価格をつり上げ、利益を上げるためにコストの何倍もの値段を請求してきた結果、何百万人もの国民が苦しんでいる」

11月に大統領選挙に挑むハリス氏は、これとは別に、公約となる経済政策を16日に発表する予定です。

バイデン政権下の物価高で悪化した消費者心理を、どこまで和らげられるかが焦点となります。