イラン、停戦合意なら報復回避か 米はイスラエル閣僚聖地訪問を非難

AI要約

停戦協議再開が注目される中、イラン当局高官はイスラエルとハマスが合意すれば、イランは報復攻撃を控える可能性があると報じられている。

イランはハマスのハニヤ政治局長の殺害に対し、イスラエルへの報復を宣言しており、米国、カタール、エジプトは15日に停戦協議を再開させるよう呼びかけている。

しかし、停戦交渉が決裂するか、イスラエル側が引き延ばす場合、イランはヒズボラと共にイスラエルへの直接攻撃を行うとの見解も示されている。

 パレスチナ自治区ガザの戦闘をめぐる停戦交渉の再開が注視されるなか、ロイター通信は13日、複数のイラン当局高官の話として、イスラエルとイスラム組織ハマスが、停戦交渉で合意すれば、イランはイスラエルへの報復攻撃を行わない可能性があると報じた。

 イランは自国内でハマスのハニヤ政治局長が殺害され、イスラエルへの報復を宣言。これに対し、米国、カタール、エジプトはイスラエルとハマスに停戦協議を15日に再開するよう求めている。

 ロイターによると、イランの安全保障当局の高官は、停戦交渉が失敗したり、イスラエル側が交渉を引き延ばしていると判断したりした場合、イランはレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとともにイスラエルに直接攻撃を仕掛けるだろうと述べた。