ロシア西部ベルゴロド州でも非常事態宣言 ウクライナ軍の攻撃受け

AI要約

ロシア西部ベルゴロド州はウクライナ軍の攻撃にさらされ、非常事態を宣言した。

ウクライナ軍の砲撃により一部の家屋が破壊され、民間人が死傷する深刻な状況が続いている。

ロシアとウクライナの国境に位置するベルゴロド州とクルスク州で非常事態が相次いで宣言されている。

ロシア西部ベルゴロド州でも非常事態宣言 ウクライナ軍の攻撃受け

【AFP=時事】ロシア西部ベルゴロド(Belgorod)州のビャチェスラフ・グラトコフ(Vyacheslav Gladkov)知事は14日、同州はウクライナ軍の攻撃にさらされ「極めて困難な」状況に直面しているとし、非常事態を宣言した。

 知事はテレグラムに、「ウクライナ軍の砲撃により状況は極めて困難で、緊迫した状態が続いている。家屋は破壊され、民間人が死傷している」と投稿。その上で、14日から州内に非常事態宣言を発令した後、政府委員会に対し、「連邦非常事態」を宣言するよう要請すると述べた。

 知事はまた、「ベルゴロド州の二つの集落がウクライナ軍の無人機攻撃を受けた。死傷者はいなかった」と明らかにした。

 ベルゴロド州はウクライナ東部ハルキウ(Kharkiv)州と接している。ロシア内の北隣のクルスク(Kursk)州でも、ウクライナ軍の奇襲を受け、先週、非常事態宣言が出された。【翻訳編集】 AFPBB News