ノルウェー人の男、航空券なしで不正搭乗 2日連続

AI要約

ノルウェー人男性がミュンヘン空港で航空券を持たずに保安検査をすり抜け、2日連続で搭乗し、2日目はスウェーデンまで移動していたことが発覚。

男性は2回目の搭乗でスウェーデンに到着したものの、急遽ミュンヘンに戻ることを試みた際に警察に引き渡された。

警察は不法入国と不正搭乗の容疑で捜査を進めており、ミュンヘン空港側も保安検査の不備について調査中。

ノルウェー人の男、航空券なしで不正搭乗 2日連続

【AFP=時事】ドイツ警察は13日、ノルウェー人の男がミュンヘン空港(Munich airport)で航空券を持たずに保安検査をすり抜けて2日連続で搭乗し、2日目はスウェーデンまで移動していたと明らかにした。

 39歳の男が、ドイツで2番目に利用者が多いミュンヘン空港で保安検査を最初にすり抜けたのは今月4日。

 独日刊紙ビルトによれば、搭乗口の自動ゲートを他の乗客のすぐ後につくことで航空券なしで通過。さらに職員の目を盗んでやり過ごし、飛行機に乗り込んだ。

 しかし、満席だったために不正行為が発覚。同紙によると、警察に引き渡されたが、その後、釈放された。

 男はめげずに、翌日も同じ手口でスウェーデン行きの便に搭乗。

 警察によれば、空席があったため、そのまま気付かれずにストックホルムに到着したが、ミュンヘンへのとんぼ返りを望んでいたのを空港職員に不審がられ、警察に引き渡された。

 警察は、他人への危険性はなかったとする一方で、不法入国と不正搭乗の容疑で捜査を進めていると明らかにした。

 ミュンヘン空港側は、どのようにして保安検査をくぐり抜けたのか調査中だとしている。【翻訳編集】 AFPBB News