原油先物上昇、米在庫減少や中東情勢警戒で

AI要約

アジア時間の原油先物が上昇。米原油・ガソリン在庫減少と中東の紛争拡大が要因。

北海ブレント先物と米WTI先物の値上がり。APIがまとめた在庫は減少。

市場はイランの動向も注視。イスラエルへの報復を警戒。

Laila Kearney

[14日 ロイター] - アジア時間の原油先物は上昇。米原油・ガソリン在庫が減少したとみられるほか、中東の紛争が拡大して供給が減少する可能性が警戒されている。

0009GMT(日本時間午前9時09分)時点で、北海ブレント先物は0.30ドル高の1バレル=80.99ドル。米WTI先物は0.38ドル高の78.73ドル。

市場関係者によると、米石油協会(API)がまとめた9日までの1週間の原油在庫は521万バレル減少、ガソリン在庫は369万バレル減少した。

市場はイスラム組織ハマスの最高指導者暗殺を受けてイスラエルへの報復を誓うイランの動向も注視している。