「慰安婦被害者たたえる日」 14日にソウルで式典＝韓国
AI要約
韓国女性家族部は14日に公式記念日「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」の記念式を開催する。約180人が出席予定。
1991年のこの日に韓国人被害者が初めて慰安婦被害を公の場で証言し、国際社会に問題を知らせるきっかけとなった。
慰安婦被害者240人のうち存命中の9人のうち式典には李容洙さんが出席し、地方自治体や市民団体も関連イベントを企画している。
【ソウル聯合ニュース】韓国女性家族部は13日、公式記念日「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」の14日にソウル・白凡金九記念館で記念式を開催すると発表した。約180人が出席する予定。
8月14日は、1991年に韓国人被害者の故金学順（キム・ハクスン）さんが初めて自身の被害を公の場で証言し、慰安婦問題を国際社会に知らせるきっかけをつくった日で、2017年末に国の記念日に制定された。
韓国政府が認定した慰安婦被害者は240人で、存命中の9人のうち式典には李容洙（イ・ヨンス）さんが出席する。存命中の被害者の保護者や亡くなった被害者の遺族らも出席する。
地方自治体や市民団体も体験行事やオンライン映画祭、写真展などを開く。
同部の申英淑（シン・ヨンスク）次官は、同記念日が人権と平和の価値を改めて心に刻む契機となるよう願うとし、被害者の安らかで安定的な生活を支援し、名誉と尊厳の回復に向けた努力を続けるとの方針を示した。
