住民12人死亡、28集落失う ウクライナ越境攻撃 ロシア西部

AI要約

ウクライナ軍の越境攻撃を受けたロシア西部クルスク州のスミルノフ知事代行が28集落が制圧され、12人が死亡、121人が負傷したことを報告。

プーチン大統領が軍・治安機関幹部を集めた会議にオンライン参加し、ウクライナ軍の大規模な作戦に対処していることを示す。

プーチン政権が自国の被害を小さく見せる姿勢を変え、事態を深刻視している側面が浮かび上がった。

 ウクライナ軍の越境攻撃を受けるロシア西部クルスク州のスミルノフ知事代行は12日、国境地帯の28集落が制圧され、住民12人が死亡、121人が負傷したと明らかにした。

 プーチン大統領が軍・治安機関幹部を集めた会議にオンライン参加して報告した。

 ロシアの侵攻に対抗して6日に始まったウクライナ軍の作戦が大規模であることが示された格好。自国の被害を小さく見せる傾向があったプーチン政権が、事態を深刻視している側面が浮かび上がった。