イスラエル「厳戒態勢」 イラン報復、米も備え強調

AI要約

イスラエル軍がイランとヒズボラの動きを注視し、厳戒態勢を敷いている。

米国はイランの報復に備え、大規模攻撃に対応する姿勢を示している。

15日にガザの停戦協議が再開される見通しで、緊張緩和が模索されている。

 【エルサレム、ワシントン共同】イスラエル軍のハガリ報道官は12日の記者会見で、イスラエルへの報復を宣言するイランとレバノンの民兵組織ヒズボラの動きを注視しているとし「最大の厳戒態勢を敷いている」と述べた。カービー米大統領補佐官は同日、イランが今週にも報復に踏み切る可能性があるとして「大規模攻撃に備えないといけない」と強調した。

 米国など3カ国は緊張緩和に向け、15日にパレスチナ自治区ガザの停戦協議を再開するようイスラエルとイスラム組織ハマスに呼びかけている。