米議会選敗北危機で撤退 バイデン大統領が理由説明

AI要約

バイデン大統領は、大統領選撤退の決定を、上下両院選でも敗北する危機感が民主党内で高まっていたためと明らかにした。

世論調査で、トランプ氏との支持率が拮抗していたことを強調し、「トランプ氏を打倒することが最重要な義務だ」と述べた。

インタビューは7日に収録された。

 【ワシントン共同】米民主党のバイデン大統領は11日放送のCBSテレビのインタビューで、大統領選撤退の判断について、大統領選と同日実施の上下両院選でも敗北するとの危機感が民主党内で高まっていたことが背景にあると明らかにした。「多くの民主党議員は私が悪影響を与えるのではないかと考えた」と説明した。

 撤退前の世論調査では、自身と共和党のトランプ前大統領の支持率は「拮抗していた」と強調。「大統領であることは名誉だが、最も重要な義務を果たさなければならないと考えた。それはトランプ氏を倒すことだ」と語った。

 インタビューは7日に収録された。