ハリス副大統領「重要な責任だ」民間人の被害回避求める イスラエル軍ガザ地区の学校攻撃で

AI要約

アメリカのハリス副大統領がイスラエルに民間人の被害を回避するよう求めた。イスラエル軍のガザ地区の学校への攻撃で100人以上が死亡し、被害が拡大している状況。

ハリス副大統領は重要な責任として、民間人の犠牲を避けるようイスラエルに要請。また、停戦と人質解放の必要性を強調。

バイデン大統領はエジプトやカタールと共に停戦合意に向けた緊急会合を要請。アメリカの国家安全保障会議はイスラエル側による攻撃の詳細な情報を求めている。

ハリス副大統領「重要な責任だ」民間人の被害回避求める イスラエル軍ガザ地区の学校攻撃で

イスラエル軍のガザ地区の学校への攻撃で100人以上が死亡したことに対し、アメリカのハリス副大統領がイスラエルに民間人の被害を回避するよう求めました。

ハリス副大統領

「またしても、あまりにも多くの市民が犠牲になった。イスラエルにはテロリスト『ハマス』を追い込む権利があるが、何度も言ってきたように、民間人の犠牲を回避するという重要な責任もある」

ハリス副大統領は10日、イスラエル軍による学校への攻撃に憂慮を表明し、イスラエルに対して「重要な責任だ」として、民間人被害を抑えるよう求めました。

また、被害の拡大を防ぐために「人質を解放し、停戦する必要がある」と強調しました。

バイデン大統領は仲介国のエジプト、カタールとともに停戦合意に向けた緊急会合を開催するようイスラエルとイスラム組織「ハマス」に要請しています。

アメリカの国家安全保障会議は声明で「イスラエル側は『ハマスの幹部を標的にした』と述べていて、詳細な情報を求めている」としたうえで、「あまりにも多くの市民が殺傷され続けていることは、停戦と人質解放の緊急性を強調するものだ」と訴えています。