7月の民間人死者、22年以降で最多 ウクライナ国連監視団が報告書

AI要約

ウクライナでのロシアの侵攻による民間人死者数が2022年10月以降で最多の219人となり、総計では1万1520人が死亡。子供の死者は633人に上る。

報告によると、22年2月以降の侵攻開始以来、最も多い死者数は同年3月の4309人であり、死者数は増加傾向にある。

国連ウクライナ人権監視団は7月の死者数を発表し、今年3月以降の死者数が最も高い水準となっていることが明らかになった。

 国連ウクライナ人権監視団は9日、ロシアの侵攻を受けるウクライナでの7月の民間人死者が少なくとも219人となり、1カ月当たりの死者数が2022年10月以降で最多となったと発表した。

 今年3月以降、増加傾向が続いている。

 監視団の報告書によれば、ロシアが侵攻を開始した22年2月以降、民間人の死者が最も多かったのは同年3月の4309人。総計では、今年7月までに1万1520人が攻撃に巻き込まれて死亡し、そのうち子供は633人だった。