ガザ停戦・人質解放へ共同声明 仲介3カ国「苦しみ終える時」

AI要約

パレスチナ自治区ガザで続くイスラエルとハマスの戦闘の停戦や人質解放に関する交渉で、カタール、エジプト、米国の3カ国が仲介役を務めている。

合意の枠組みはあるが、詳細の履行が足りない状況で、イスラエルとハマスに交渉再開を促す共同声明が行われた。

今こそ合意をまとめて、人質とガザの苦しむ人々の苦しみを終わらせるべきだと訴えられている。

 【イスタンブール時事】パレスチナ自治区ガザで続くイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘の停戦や人質解放に関する交渉で、仲介役を務めるカタール、エジプト、米国の3カ国が8日、「今こそ合意をまとめ、人質とガザの人々の苦しみを終える時だ」とする共同声明を発表した。

 

 声明では「合意の枠組みはテーブル上にあり、履行の詳細だけが足りない」と指摘。イスラエルとハマスに対し、今月15日の交渉再開を呼び掛けてきたとして、「これ以上時間を無駄にして、さらなる引き延ばしの口実を出すべきではない」と訴えた。