9.11米同時多発テロで新映像「ビデオテープにも賞味期限…記録として残すべき」SNS上で公開
AI要約
アメリカ同時多発テロからまもなく23年。日本人男性が当時、ビルが崩壊するまでの一部始終を撮影していたことが分かった。
世界貿易センタービルに、ハイジャックされた2機目の旅客機が衝突した直後に撮影を始め、2つの棟が崩落するまでの一部始終が映し出されている。
ニューヨーク在住の映像プロデューサー 杉本慧さんは20年以上経って映像をSNS上で公開した理由について話し、賞味期限があるテープが歴史的な大事件の記録として残すべきだと考えた。
アメリカ同時多発テロからまもなく23年。日本人男性が当時、ビルが崩壊するまでの一部始終を撮影していたことが分かった。
これは2001年9月11日、当時学生だったニューヨーク在住の杉本慧（すぎもと・けい）さんがカメラに収めた映像だ。
世界貿易センタービルに、ハイジャックされた2機目の旅客機が衝突した直後に撮影を始め、2つの棟が崩落するまでの一部始終が映し出されている。
当時、杉本さんは約3キロ離れた自宅の屋上から撮影したという。
ニューヨーク在住の映像プロデューサー 杉本慧さんは「けっこう鮮明に覚えている。ただ事ではないと思って、ビデオカメラを取りに行った。情報が少ない時代で、ネットはほぼなく、携帯電話もスマホもないから、何が起きているかわからなかった」と、20年以上経って映像をSNS上で公開した理由について話す。
ニューヨーク在住の映像プロデューサー 杉本慧さん:
テープも賞味期限があることを知った。歴史的な大事件なので、記録として残しておくべきだと思った。
同時多発テロでは日本人24人を含め、2977人が犠牲になった。
（「イット!」 8月8日放送より）
