ハリス氏、副大統領候補ワルツ氏と初集会

AI要約

民主党候補のカマラ・ハリス副大統領とティム・ワルツ知事が初の選挙集会を開催。ワルツ氏は元大統領トランプを批判し、世界観の違いを指摘。

ワルツ氏はトランプ氏が経済を弱体化させ、法と秩序をあざ笑い、混乱と分断をもたらしたと非難。聴衆から笑いと拍手が上がる場面も。

ワルツ氏はトランプ政権下で凶悪事件が増加したことを指摘し、トランプの罪はまだ含まれていないと述べた。

ハリス氏、副大統領候補ワルツ氏と初集会

【AFP=時事】米大統領選の民主党候補、カマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領は6日、副大統領候補に選んだ中西部ミネソタ州のティム・ワルツ(Tim Walz)知事と共に初めて選挙集会を行った。

 ワルツ氏は共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)元大統領を痛烈に批判。同氏への米国への献身を疑問視し、在任中の実績を厳しく非難した。

 ワルツ氏は熱狂的な声を上げる激戦州東部ペンシルベニア州フィラデルフィア(Philadelphia)の約1万人の聴衆に向かって、「ドナルド・トランプ氏は世界の見方が(われわれと)異なる。彼は自分のことで手一杯で、奉仕の初歩すら知らない」と主張。

 さらに、トランプ氏が自分の目的のために故意に経済を弱体化させ、法と秩序をあざ笑い、「混乱と分断」の種をまいたと非難。

 ワルツ氏が「彼は米経済を地に落とした。そしてトランプ政権下で凶悪事件が増加したのは間違いないが、この数に彼が犯した罪は含まれていない」と述べると、聴衆からは大きな笑いと拍手が上がった。【翻訳編集】 AFPBB News