ハリス氏と副大統領候補ウォルツ氏 初めて揃って選挙集会 白人労働者の支持広げる狙い
ハリス副大統領がウォルズ知事を副大統領候補に選び、初の選挙集会を開催。
ウォルズ氏の起用は黒人や女性、若者の支持を補う意図があり、トランプ前大統領を批判。
集会には1万人が集まり、民主党支持者の熱気が感じられ、選挙戦は盛り上がりを見せている。
アメリカ大統領選挙で民主党の候補に決定したハリス副大統領は6日、自らの副大統領候補に選んだミネソタ州のウォルズ知事と初めて選挙集会を開きました。
民主党大統領候補 ハリス副大統領
「偉大なミネソタ州のウォルズ知事です」
ウォルズ氏の起用には白人労働者らに支持を広げることで、黒人や女性、そして若者を中心に強みを持つハリス氏の支持層を補う狙いがあります。
ウォルズ氏は最近、共和党のトランプ前大統領と副大統領候補のバンス上院議員を厳しくこきおろして、急速に知名度を上げていました。
民主党副大統領候補 ウォルズ氏
「彼ら(トランプとバンス)は、とても気味が悪く、変な奴らだ」
ウォルズ氏はさらに、「副大統領候補同士のテレビ討論会を楽しみにしている」とバンス氏を挑発。支持者の喝采を浴びました。
民主党支持者
「先行きが見えず、みんな不安で意気消沈していたが、きょう、熱気があふれていた。正反対だ」
集会にはおよそ1万人が集まり、バイデン大統領が撤退する前には欠けていた民主党支持者の熱気が感じられました。
この熱気をどこまで広げていけるのか、残り3か月を切った選挙戦の焦点となります。