米民主ハリス氏の副大統領候補にワルツ氏 政治経験豊富な白人男性

AI要約

ハリス副大統領がミネソタ州のティム・ワルツ知事を副大統領候補に選出。ハリス氏は非白人女性で、ワルツ氏は白人男性であり、政治経験豊富なベテランを選ぶことで支持層の拡大を図る。

ワルツ氏は元高校教師でアメリカンフットボールのコーチ経験もあり、24年間の陸軍州兵生活を経て連邦下院議員、そしてミネソタ州知事として活躍。ミネソタ州を左傾化させた指導者として評価されている。

米民主ハリス氏の副大統領候補にワルツ氏 政治経験豊富な白人男性

 米大統領選に向け、ハリス副大統領(59)は6日、副大統領候補にミネソタ州のティム・ワルツ知事(60)を選んだ。複数の米メディアが伝えた。非白人の女性であるハリス氏は、白人男性で、連邦議会と州の両方で政治経験が豊富なベテランを補佐役に据え、支持層の拡大を図る。

 ワルツ氏は元高校の社会科教師で、アメリカンフットボールのコーチも務めていた。24年間、陸軍州兵として任務をこなし、その後、連邦下院議員に6回連続で当選した。2018年にミネソタ州知事に当選し、現在2期目。

 米紙ニューヨーク・タイムズは、ワルツ氏の人物評について、「米国の地方に住む人々と似た生活の経験を持つ」とする元上院議員の言葉を伝えている。また、ワルツ氏の知事としての仕事について、「ミネソタ州を急激に左傾化させた」とも評している。