ハマス、ハニヤ氏の後任指導者に「イスラエル奇襲設計」シンワル氏任命

AI要約

ハマスが最高政治指導者の後任にヤヒヤ・シンワル氏を任命した。

シンワル氏はガザ地区を主導し、イスラエル奇襲攻撃を設計した人物として知られる。

ハマスは引き続き抵抗の道を進むという強いメッセージを発信した。

パレスチナの武装組織ハマスが先月末に暗殺された最高政治指導者イスマイル・ハニヤ氏の後任にガザ地区ハマスの首長ヤヒヤ・シンワル氏を任命した。

6日(現地時間)のロイター通信などによると、ハマスはこの日の声明で次期政治局長にシンワル氏を指名したと明らかにした。ハマス政治局長の任期は4年で再任可能だ。

2017年からハニヤ氏の後を継いでガザ地区を主導してきたシンワル氏は、昨年10月7日のハマスのイスラエル奇襲攻撃を設計した人物として知られる。

イスラエル軍はガザ地区戦争が始まってから行方が分からないシンワル氏に対して40万ドル(約5780万円)の懸賞金をかけたりもした。

ハマスの関係者はシンワル氏が最高指導者に選出されたことについて「ハマスが引き続き抵抗の道を進むという強いメッセージを占領者(イスラエル)に送った」と説明したと、AFP通信が伝えた。