# 政治指導者

小渕・金大中宣言の舞台裏を明かす…元駐韓大使が当時の日誌をもとに出版(1)
2024.06.29

小渕・金大中宣言の舞台裏を明かす…元駐韓大使が当時の日誌をもとに出版(1)

「国民感情のすれ違いを、いわば政治的に克服して、まさに未来志向的な両国関係を構築できた時代が存在した。小渕恵三首相と金大中大統領が両国の政治指導者であった時代がその典型である。なぜ、そうした時代が存在したのか。その背後の要因は何であったのか。こうした疑問に答える一助として、その時代に韓国駐在大

誤った判断が招いた朝鮮戦争…悲劇を繰り返してはならない【寄稿】
2024.06.21

誤った判断が招いた朝鮮戦争…悲劇を繰り返してはならない【寄稿】

 数日後に迫った6月25日は、朝鮮戦争が起きて74年になる日だ。朝鮮戦争は20世紀の韓国史で最も多くの犠牲者を出した事件であり、世界史においては東西冷戦を深化させた重要な事件だ。だが、朝鮮戦争が起きる過程では、この戦争についての各国の指導者たちの深刻な誤算と誤った判断があった。 

4年半ぶりの「首脳会談」と冷戦下の「交流」、国交のない中国への「渡り方」【ソウルの空に中国国旗がひるがえった「サッカー決勝戦」の夜】(1)
2024.06.07

4年半ぶりの「首脳会談」と冷戦下の「交流」、国交のない中国への「渡り方」【ソウルの空に中国国旗がひるがえった「サッカー決勝戦」の夜】(1)

 蹴球放浪家・後藤健生は、さまざまな国を歩いてきた。また、多くの歴史の転換点も目にしてきた。サッカーもまた、時代の変化を象徴することがあるのだ。 5月の末に韓国・ソウルで日中韓首脳会談が開かれました。 日本からは岸田文雄首相、韓国からは尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統

天安門事件から35年 胡耀邦氏が眠る地で考えた中国政治の振り子現象
2024.06.01

天安門事件から35年 胡耀邦氏が眠る地で考えた中国政治の振り子現象

 1980年代に中国共産党総書記を務めた改革派指導者、胡耀邦氏の墓がある江西省共青城市を訪ねた。89年6月4日、北京市で学生の民主化要求運動を武力で制圧した天安門事件は急死した胡氏の追悼活動が引き金になった。事件から35年の節目に胡氏をしのび、中国政治の今を読み解く糸口にしたい。そう考えた私が

「見れば見るほど威厳がある」金総書記が幹部学校を視察 3月に指摘した欠陥を正したと賞賛
2024.05.16

「見れば見るほど威厳がある」金総書記が幹部学校を視察 3月に指摘した欠陥を正したと賞賛

尹大統領、就任2周年支持率24%…87年以降の歴代大統領で最低
2024.05.10

尹大統領、就任2周年支持率24%…87年以降の歴代大統領で最低