マスク氏、オープンAI再提訴 州から連邦に裁判所変更 米

AI要約

米実業家イーロン・マスク氏が、生成AI「チャットGPT」を手掛ける米オープンAIを再び提訴。

マスク氏はオープンAIを支援し、趣旨に賛同したが、同社のCEOらは私利私欲の追求をしたと主張。

訴訟は連邦地裁に移される。

 【シリコンバレー時事】米実業家イーロン・マスク氏が、自ら設立に関わった生成AI(人工知能)「チャットGPT」を手掛ける米オープンAIを再び提訴したことが5日、明らかになった。

 マスク氏はカリフォルニア州裁判所で起こした訴訟を6月に取り下げたものの、改めて連邦地裁に提訴、係争の舞台を移した形だ。

 マスク氏は、オープンAIを金銭や人材採用の面から支援した。「人類のためのAI開発」という設立の趣旨や技術を公開する姿勢に賛同したことが理由だが、同社のアルトマン最高経営責任者(CEO)らはマスク氏をだまして私利私欲の追求に走ったとしている。