億万長者のサッカー選手ブライトバイテ、関係悪化で今夏退団したエスパニョールを買収へ…スペイン紙報道

AI要約

デンマーク人FWマルティン・ブライトバイテ(33)が、エスパニョールの買収を目指している。

ブライトバイテとエスパニョールの関係は緊張が走っており、過去にトラブルがあった。

ブライトバイテは実業家としても活動しており、今夏のブラジル移籍もその一環とみられる。

億万長者のサッカー選手ブライトバイテ、関係悪化で今夏退団したエスパニョールを買収へ…スペイン紙報道

デンマーク人FWマルティン・ブライトバイテ(33)が、古巣となったエスパニョールの買収を目指しているという。

今年6月までラ・リーガ2部のエスパニョールに所属していたブライトバイテ。昨季は39試合22得点の活躍で1部昇格に貢献したが、今夏に契約解除条項を行使して退団すると、ブラジルのグレミオに渡っている。

そんなブライトバイテとエスパニョールは、その関係に緊張が走っていたことで知られる。昨夏に同選手は、EURO2024に出場するためにもラ・リーガ1部のクラブに移籍することを望んだが、クラブ側が許さずに大会参加のチャンスを逃した。また今季に昇格を決めた際には「これからどうなるかは分からない。昨季クラブが提示した契約延長のオファーは敬意を欠いたものだった。彼らが僕の残留を望んでいるのか知らないが、昨季のオファーは自分を信頼しているものではなかった」と語り、最終的に退団している。

『マルカ』によれば、ブライトバイテは自身を邪険に扱ったエスパニョールの買収を目指している模様。エスパニョールは中国人実業家のチェン・ヤンシェン氏がオーナーを務めているが、同氏に代わって最大株主になることを求めているという。

バルセロナなどでプレーしてきたブライトバイテは、“億万長者”のサッカー選手として有名。アメリカで400億円の価値を持つ不動産会社を経営しているほか、レストランやアパレルといった事業も行っている。今夏のブラジル移籍も、“趣味”とも言われる選手生活に加えて、実業家としての活動の意味合いも大きいようだ。