バングラデシュ・ハシナ首相が辞任し、軍用ヘリで出国か 反政府デモ拡大の中 ロイター通信が報じる

AI要約

バングラデシュで反政府デモが拡大し、学生らの抗議活動が大規模な反政府デモに発展。ハシナ首相が辞任し、軍用ヘリコプターで出国した。

治安部隊との衝突で200人以上が死亡。デモ隊は首相官邸を占拠。混乱が広がるおそれ。

現地メディアは軍が政権を握る可能性も指摘。ロイター通信の報道は続報待ち。

バングラデシュで反政府デモが拡大する中、ロイター通信はさきほど、ハシナ首相が辞任し、軍用ヘリコプターで出国したと報じました。

バングラデシュでは先月以降、公務員採用の特別枠に反発する学生らの抗議活動が大規模な反政府デモに発展し、治安部隊との衝突などで、今月4日までに200人以上が死亡したとされています。

デモ隊は5日にも、首都ダッカでハシナ首相の辞任を求めて行進し、現地メディアによりますと、1000人以上の若者たちが首相官邸を占拠したということです。

こうしたなか、ロイター通信はハシナ首相が辞任し、すでに軍用ヘリコプターで国外に出国したと報じました。

現地の混乱は今後、さらに広がるおそれがあり、一部の現地メディアは軍が暫定的に政権を握る可能性も指摘しています。