ミャンマー 少数民族武装勢力が北東軍管区の司令部を「完全に占拠」
ミャンマー民族民主同盟軍が北東部シャン州にある北東軍管区の司令部を完全に占拠したと発表。
国軍はコメントしておらず、初めての軍管区司令部の失陥。
民族民主同盟軍が占拠後、1000人以上が降伏したと報告。
ミャンマーで国軍との戦闘を続けるミャンマー民族民主同盟軍は、北東部シャン州にある北東軍管区の司令部を「完全に占拠した」と発表しました。
現地メディアによりますと、中国系の少数民族・コーカン族の武装勢力、ミャンマー民族民主同盟軍が3日、全国に14ある軍管区司令部のうち、3番目に大きい北東部シャン州にある北東軍管区司令部を「完全に占拠した」と明らかにしました。
今回の件について国軍側はコメントしていません。
国軍が軍管区司令部を失うのは初めてのことです。
北東部シャン州では民族民主同盟軍が占拠した後、その地域に住む兵士や家族を含む1000人以上が降伏したということです。