イスラエルにレバノン側からロケット弾 けが人なし

AI要約

イスラエル軍がレバノンからのロケット攻撃を報告

ヒズボラの指導者が報復を示唆も「間違え」ないよう警告

中東の緊張が高まる中、イスラエルとヒズボラの交戦が懸念される

(CNN) イスラエル軍は1日、レバノン側からイスラエル領に向けて多くのロケット弾が発射されたと明らかにした。うち5発が国境を越えたとみられるという。

被害やけが人は報告されていない。ここ2日間はレバノン側からの攻撃はなかった。

レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの指導者ナスララ師は1日の演説で、ヒズボラがイスラエル国境での戦いを再開するとの見方を示したが、司令官フアド・シュクル氏殺害を受けて必ず行う報復と「間違え」てはならないと述べた。

シュクル氏は、イスラエルが7月30日にレバノン首都ベイルート南部に行った攻撃で死亡した。

イランを後ろ盾とするヒズボラは中東で最も強力な民兵組織の一つで、レバノン南部で活動している。

イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区で戦争をする中で、ヒズボラとイスラエル軍はたびたび交戦してきたが、ヒズボラの幹部3人がこのほど殺害され、中東の紛争が拡大するとの懸念が高まっている。