6年間、毎日ピザを食べ続けている男が見つけた「最高の仕事」と「人生最高のピザ」

AI要約

同僚に言われた一言がきっかけで、「毎日ピザを食べる」という挑戦を始めたケニー・ウィルデス。6年以上続いているこの挑戦のおかげで、彼の人生は広がり、さらには天職まで得てしまったという。

ピザ好きのケニーは、毎日1枚のピザを食べる挑戦を始め、最も面白いフレーバーを求めて日々新しい組み合わせを楽しんでいる。

家族や友人との時間も大切にしながら、ピザを楽しむケニー。普段は昼にピザを食べ、夕食後に残りものを楽しむ生活を送っている。

6年間、毎日ピザを食べ続けている男が見つけた「最高の仕事」と「人生最高のピザ」

同僚に言われた一言がきっかけで、「毎日ピザを食べる」という挑戦を始めたケニー・ウィルデス。6年以上続いているこの挑戦のおかげで、彼の人生は広がり、さらには天職まで得てしまったという。

この世でピザほど好きなものはない。90年代の初頭、まだ幼かった私はコネチカット州に住んでいた。父はそこで、私が3歳になるまで「Kenny V’s」というピッツェリアを経営していた。我が家のガレージには、いまもその店の看板が残っている。

過去6年間、私は毎日ピザを食べてきた。1スライスだけ食べる日もあるが、ほとんどの日は丸ごと1枚食べてしまう。お気に入りは、米国のクラシックなディープパンペパロニ。分厚い生地にトマトとチーズが乗っているピザも大好きで、プレーンなマルゲリータには絶対にハズレがないと思っている。

私は以前、冷暖房システムを管理する会社で働いていた。同僚と一緒に一日中外出していたが、私にとっていちばん手っ取り早い食事はピザだった。ある日、彼はこう言った。「一週間、毎日ピザを食べるのは無理だろうね」

私は軽い気持ちでそれに挑戦してみることにした。同僚は賭けの期間を1週間から1ヵ月に延長した。賭けの途中で、私はまだ続けられるなと感じた。

私は自分の記録を残すために、インスタグラムのアカウントを立ち上げた。6年経ったいまも、順調に活動している。さまざまなシェフによる同じフレーバーを比較したり、新しいフレーバーを試したりするのが大好きだ。

ピーナッツバターとベーコンのピザや、ビファロニ(牛ひき肉とマカロニ、チーズなどを混ぜ合わせた料理)とキャビアのピザなんかは、これまで食べたなかで最も面白い組み合わせだったが、ピザはシンプルなほうがいいと気づかせてもくれた。また、確信をもって言うが、パイナップルは絶対にピザに合わない。

休暇中でピッツェリアが閉まっているときでさえ、私はこの習慣を続けている。感謝祭の日には車でカジノへピザを買いに行き、クリスマスイブには充分な量のピザを買っておいて、クリスマス当日に残りを食べる。結婚式の日、妻と私は夜の終わりに、ゲストのためのチーズピザを注文した。

妻はとても協力的で、よくピザのスライスを家に持ち帰ってくれる。2023年には、妻と娘と一緒に16日間のイタリア旅行に行き、ローマ、ナポリ、アマルフィ海岸を探索した。もちろんピザも食べたが、家族はさすがに飽きてしまったようだ。

普段は夜に家族と同じ食事をとれるよう、昼にピザを食べるようにしている。でも、夕食後に残りもののピザを食べるお腹の余裕は常にある。