「ホテル代貸して」タイで日本人狙った詐欺被害急増
タイで日本人男性から約1700万円をだまし取った容疑者が逮捕状を取られて行方不明になっている。
容疑者は日本人男性に会い、香港から来たと偽ってお金を借りるという手口で犯行を行った。
警察によると、容疑者は過去に日本人男性を狙った詐欺事件で複数回逮捕されており、同様の被害が急増しているとして注意が呼び掛けられている。
タイで日本人男性から約1700万円をだまし取ったとして、現地警察がタイ人の容疑者の行方を追っています。
現地警察が7月末に逮捕状を取ったウタイ・ナンタカン容疑者(49)は日本人男性に香港から来たとかたり、「ホテル代を貸してほしい」と声を掛けました。
その後も複数回にわたって男性と会い、「事業資金の援助が必要だ」「香港に戻ったら返す」などと言って合わせて約1700万円をだまし取ったということです。
ウタイ容疑者は日本人男性を狙った詐欺事件で過去に何度も逮捕されています。
現地の日本大使館は先月以降、旅行者を名乗る女性または女装した男性による同様の被害が急増しているとして注意を呼び掛けています。