ハマス指導者暗殺に関する投稿削除、マレーシア首相がメタ非難

AI要約

マレーシアのアンワル首相がハマスのハニヤ最高指導者の暗殺に関するフェイスブック投稿が削除されたことを非難。

マレーシアはパレスチナの大義を支持し、アンワル首相はハマス幹部に哀悼の意を示す動画を投稿していたが、後に削除。

以前にもハマス関連記事が削除され、メタはハマスを禁止対象としている。

ハマス指導者暗殺に関する投稿削除、マレーシア首相がメタ非難

[クアラルンプール 1日 ロイター] - マレーシアのアンワル首相は1日、イスラム組織ハマスのハニヤ最高指導者の暗殺に関するフェイスブックへの投稿が削除されたことを巡り、親会社のメタ・プラットフォームズを「卑怯」だと非難した。

イスラム教徒の多いマレーシアはパレスチナの大義を支持しており、アンワル首相は電話でハマス幹部に哀悼の意を示している様子を撮影した動画をフェイスブックに投稿していたが、後に削除された。

ハニヤ氏は7月31日未明、イランの首都テヘランで暗殺された。パレスチナ地区ガザでの紛争がより広範囲の中東戦争に発展するとの懸念が広がっている。

以前にも、アンワル首相がハニヤ氏と会った際の地元メディア報道がフェイスブックで削除され、マレーシアはメタに苦情を申し入れた。

メタはハマスを「危険な組織」に指定し、ハマスを称賛するような内容のコンテンツを禁止している。