F16がウクライナ到着 数量わずか、供与決定から1年弱 報道

AI要約

米国製戦闘機F16の第1陣がウクライナに引き渡された。

数量はわずかで大きな影響はないが、待望の兵器が到着。

供与計画に反発するロシア政権。F16は核兵器搭載可能と主張。

 米ブルームバーグ通信は31日、ロシアの侵攻を受けるウクライナに米国製戦闘機F16の第1陣が引き渡されたと伝えた。

 数量は支援国が約束したうちの「わずか」(関係筋)で、直ちに戦局に大きな影響は与えないとみられるが、待望の兵器が西側諸国から到着したことになる。

 7月末が引き渡しの目標とされており、その期限は「順守された」と関係筋は強調している。ただ、オランダなどが供与を決めた昨年8月から1年弱を要した。

 ロシアのプーチン政権は、ウクライナへの供与計画に反発。F16は「核兵器を搭載可能」だと主張し、対抗措置をちらつかせている。