ロシア、戦術核の使用想定し演習 準備態勢を進め、欧米をけん制

AI要約

ロシア国防省は戦術核兵器を使用した演習を開始し、ウクライナに対する強硬姿勢を示している。

演習には南部軍管区と中央軍管区が参加し、準備態勢を整えている。

今回の演習は第3段階で、ベラルーシも一部参加している。

 【モスクワ共同】ロシア国防省は31日、戦術核兵器の使用を想定した演習を開始したと発表した。ウクライナ侵攻の拠点となっている南部軍管区のほか中央軍管区が演習に参画。ロシアは戦術核の使用に向けた準備態勢を着実に進めることで、ウクライナに武器支援する欧米などを強くけん制している。

 国防省は今年5月に演習の第1段階実施を発表し、第2段階にはベラルーシが参加した。今回は第3段階に当たる。