バンクーバーの旧日本人街で毎夏恒例の夏祭り 武道の紹介や屋台など

AI要約

夏祭り「パウエル祭」がバンクーバーの旧日本人街で開催される。日本文化や日系人のアイデンティティーに焦点を当てたイベントで、飲食屋台や文化イベントが盛りだくさん。

パウエル祭は毎年開催され、今年で48回目。第2次世界大戦前の日本人街があったパウエルストリート周辺で行われ、多彩なプログラムが用意されている。

オッペンハイマー公園では飲食屋台や工芸品の販売、伝統的な日本文化のデモンストレーションなどが楽しめる。また、苦難の歴史や日系人のアイデンティティーについても考えさせられる企画もある。

バンクーバーの旧日本人街で毎夏恒例の夏祭り 武道の紹介や屋台など

 毎夏恒例の夏祭り「パウエル祭(Powell Street Festival)」がバンクーバーの旧日本人街、パウエルストリートで8月3日・4日に行われる。(バンクーバー経済新聞)

 1977年から開催され今年で48回目を迎える同祭。第2次世界大戦までは日本人街があり日系移民が多く暮らしたパウエルストリートとオッペンハイマー公園を中心に、バンクーバー日本語学校、バンクーバー仏教会などの周辺施設も会場として各種イベントを企画する。

 今年もオッペンハイマー公園には、焼きそば、たこ焼きなどの飲食屋台や工芸品を売る店などが並び、ステージや特設エリアでは太鼓や武道のデモンストレーション、相撲トーナメント、みこしなど伝統的な日本文化を紹介。第2次世界大戦時の日系人たちの苦難の歴史を伝える企画や日系カナダ人のアーティスト、作家らによる作品紹介や日系人としてのアイデンティティーについてのトークなども行う。

 開催時間は11時30分~19時。