米ボーイング、新CEO発表 豊富な業界経験、経営再建急務

AI要約

米航空機大手ボーイングは、退任したCEOの後任に航空宇宙産業界で長年の経験を持つケリー・オルトバーグ氏を起用する人事を発表した。

オルトバーグ氏は、安全性向上や経営の立て直しを急務としている中、安全と品質を重視し、伝統を引き継ぐ意向を表明した。

就任は8月8日付で、オルトバーグ氏は航空電子部品メーカーや旧ロックウェル・コリンズのCEOを歴任している。

 【ニューヨーク時事】米航空機大手ボーイングは31日、退任を表明したカルフーン最高経営責任者(CEO)の後任に、航空宇宙産業界で35年以上の経験を持つケリー・オルトバーグ氏を起用する人事を発表した。

 1月の同社製旅客機の事故を受けて生産が停滞する中、安全性向上や厳しさを増す経営の立て直しが急務となっている。就任は8月8日付。

 オルトバーグ氏は、航空電子部品メーカー、旧ロックウェル・コリンズのCEOなどを歴任した。同氏は声明で「安全と品質を中心に据えながら伝統を引き継ぐ」と強調した。