知事側近理事が降格希望 告発文書問題で体調不良か 兵庫県

AI要約

兵庫県の斎藤元彦知事を支えてきた若者支援策担当の小橋浩一理事が異動することが判明した。

小橋理事が知事を告発した文書問題への体調不良を理由に降格希望し、総務部付に異動することとなった。

前副知事の辞職に続き、側近の離任が県政停滞に拍車をかける可能性もある。

 兵庫県の斎藤元彦知事を側近として支えてきた若者支援策担当の小橋浩一理事(60)が総務部付に異動することが31日、関係者への取材で分かった。

 知事を告発した文書問題への対応による体調不良が理由とみられ、本人からの降格希望があったという。

 この問題を巡っては、既に片山安孝副知事が県政の混乱を招いた責任を取って7月末に辞職。相次ぐ側近の離任が、さらなる県政停滞を招く可能性もある。