韓日交流の象徴「朝鮮通信使船」、260年ぶりに日本へ運航

AI要約

韓国国立海洋遺産研究所が再現した朝鮮通信使船が釜山から日本に向けて出港した。

朝鮮通信使船は17世紀の200年以上ぶりに日本へ向かう予定で、対馬、壱岐、相島、下関を訪れる予定となっている。

朝鮮通信使は朝鮮と日本の外交使節団であり、1607年から1811年までの間、日本に12回派遣された。

韓日交流の象徴「朝鮮通信使船」、260年ぶりに日本へ運航

韓国国立海洋遺産研究所が再現した朝鮮通信使船が31日午前、釜山南区(プサン・ナムグ)の龍湖ピョルピッ公園から日本に向かって出港している。

再現船ではあるが、朝鮮通信使船が大韓海峡と対馬海峡を渡って日本下関に行くのは1764年の11次使行(使節の行幸)以降、約260年ぶりだ。

この日、釜山を出港した朝鮮通信使船は対馬に入港した後、8月8日に壱岐、16日相島、21日下関に順次入港する。その後、29日釜山に帰ってくる予定だ。

朝鮮時代の韓日交流の象徴である朝鮮通信使は、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)以降1607年から1811年までの200余年間、日本の要請により朝鮮から日本に12回派遣された外交使節団だ。