政権退陣へ「抗議続ける」 ベネズエラ首都で集会

AI要約

ベネズエラの首都カラカスで30日、マドゥロ政権に対する抗議集会が開かれ、野党支持者らが政権の退陣を求めて声を上げる。

数千人が参加した集会には野党候補や元国会議員も登場し、抗議活動は続いている。

ゴンサレス氏は政治的迫害に反対し、自由と民主主義の復活を訴えた。

 【カラカス共同】ベネズエラの首都カラカスで30日、マドゥロ政権に対する抗議集会が開かれ、集まった野党支持者らは「抗議の声を上げ続け、政権を退陣に追い込む」と気勢を上げた。29日の大規模デモに続く抗議活動で、市中心部は厳戒態勢が敷かれた。

 AP通信によると、集会には数千人が参加。28日の大統領選で現職マドゥロ氏に挑んだ野党候補ゴンサレス氏や、野党連合を率いたマチャド元国会議員も登場し、さながら祝勝パレードの様相を呈した。

 ゴンサレス氏は、トラックの上で演説し「政治的迫害はもうたくさん。望んでいるのは自由と民主主義の復活だ」と強調した。