ボランティア新たに36万人登録 ハリス陣営、激戦州に照準

AI要約

民主党候補指名を確実にしたハリス副大統領の陣営は、36万人の新規ボランティア登録を記録し、激戦州に照準を合わせた選挙運動を展開している。

先週末には2万9千人以上のボランティアが参加し、有権者に支持を呼びかけるために戸別訪問と電話活動を行った。

アリゾナ州やノースカロライナ州など激戦州での人員増強を計画しており、バイデン大統領の若年層支持の拡大も目指している。

 【ワシントン共同】11月の米大統領選で民主党候補指名を確実にしたハリス副大統領の陣営は29日、過去1週間で新たに36万人が選挙活動のボランティアに登録したと記者団に明らかにした。約100日後の投票日に向け、結果を左右する激戦州に照準を合わせた選挙戦を展開すると説明した。

 先週末は2万9千人以上のボランティアが参加し、12万6千戸の戸別訪問と76万8千件の電話で有権者に支持を呼びかけた。陣営幹部は、大統領選から撤退したバイデン大統領の弱点とされた若年層にも支持が広がっているとの認識を示した。

 激戦が見込まれるアリゾナ州やノースカロライナ州で今後数週間以内に人員を増強するとした。