「自立自強」を加速 政治局会議で強調 中国共産党

AI要約

中国共産党は、独自の科学技術開発を進める方針を強調する中央政治局会議を開催した。

分断が深まる中、自立自強を重視し、米国や日本とのサプライチェーンに依存しない姿勢を示した。

党は経済政策を主なテーマとし、今後の経済戦略に懸念を抱いている様子だ。

 【北京時事】中国共産党は30日、習近平総書記(国家主席)主宰の中央政治局会議を開き、科学技術で他国に依存しない「自立自強」を進める方針を強調した。

 米国や日本とサプライチェーン(供給網)上の分断が深まる中、ハイテク分野で独自の技術開発を急ぐ方針を強く打ち出した。国営新華社通信が伝えた。

 中央政治局会議は原則月1回開かれる党の重要会議で、今回は下半期の経済政策が主なテーマ。党は今月公表した中長期的な経済政策でも同様の考えを示しており、先行きへの懸念を深めているもようだ。