<パリ五輪>「これはヤバい経験!」 数千人の観衆から祝福を受ける五輪英雄たち

AI要約

フランスのパリで開催されたメダリストパレードについて。開会式が行われたトロカデロ広場で行われ、金メダルを獲得したフランスラグビー代表チームが最初に舞台に現れた。ラグビーメダリストのパフォーマンスやファンとの交流などが熱狂的に行われた。

さまざまな種目のメダリストが舞台に上がり、エッフェル塔の背景でファンとコミュニケーションを取ったり写真を撮ったりする姿が紹介されている。開会式と同様に多くのファンが参加し、競技とは異なる形で五輪を楽しむことができた。

主催側は毎日のメダリスト公開とファンの入場案内を行い、五輪期間中はほぼ毎日開催されることから、多くのファンが競技場に訪れる機会を得る。各メダリストの感動や喜びが伝えられ、大会を盛り上げる出来事として紹介されている。

<パリ五輪>「これはヤバい経験!」 数千人の観衆から祝福を受ける五輪英雄たち

「メダリストパレード」と命名されたこの行事は29日(現地時間)、開会式が開かれたパリのトロカデロ広場チャンピオンズパークで始めて行われた。一番最初に舞台に現れたメダリストは金メダルを獲得したフランスラグビー代表チームだった。ラグビーはサッカーよりも人気が高いフランスの国民的スポーツで、決勝戦でフィジーの五輪3連覇を阻止して124年ぶりに優勝を収めた。司会者がフランスラグビー代表チームを呼称するとチャンピオンズパークをいっぱいに埋めたフランス現地の人々が全員起立して歓呼しながらメンバーを迎えた。歓喜に包まれたラグビー代表チームの選手たちはファンのためにさまざまなパフォーマンスを見せようと舞台でダンスをするなど観衆を熱狂させた。

その後、種目別にフェンシングや柔道、ダイビング、女子自転車マウンテンバイク・クロスカントリーなどの選手が次々と舞台に上がってファンと疎通した。彼らはエッフェル塔を背景に記念撮影をしたり、簡単なインタビューをしたり、一緒に写真撮影を取りたいと要請するファンの携帯電話を手に取り一緒に写真を撮ったりした。Tシャツと国旗を渡すファンのためにサインをしたりもした。チケットがなくても誰でもの入場が可能なので競技場に行けなかったファンもこの行事を一緒に楽しむことができた。開会式をセーヌ川水上行進で行ってより多くの人々が参加できるようにした今大会の趣旨と合致する行事だった。

APによると、フランスのラグビー選手であるアーロン・グランディディエは「本当にすばらしいところだ」とし「来ることができて良かった。エッフェル塔の真下で数千人の人々から応援を受けることは本当に大切な思い出だ」と話した。自転車マウンテンバイクのメダリスト、米国のヘーリー・バッテンは「パリ五輪は本当に特別だ。メダルを取って楽しむことができるなんて、本当にヤバい経験」と明らかにした。自転車マウンテンバイクの金メダリストであるフランスのポリーヌ・フェランプレボは観衆が彼女の名前を連呼する様子を見て感激の涙を流したりもした。

主催側は毎日午前11時に公式サイトを通じてその日のメダリスト名簿を公開し、メダリストを見たいファンは午後5時30分までにチャンピオンズパークに入場すればよい。この行事は五輪期間中はほぼ毎日開かれ、一日最大1万3000人のファンが競技場に入場でき、五輪閉幕までに約13万人が訪問すると主催側は予想している。