ワグネル80人以上戦死か イスラム過激派と衝突 マリ

AI要約

ロシアの民間軍事会社ワグネルがマリでイスラム過激派と衝突し、指揮官が戦死する大損害を被った。

ワグネルは2020年にクーデターで実権を握ったマリの軍事政権を支援している。

マリ北部のアルジェリア国境近くで80人以上の死者を出す戦闘が起き、アフリカで最大の敗北となった。

 ロシアの民間軍事会社ワグネルは29日、西アフリカのマリでイスラム過激派と衝突し、指揮官が戦死する大損害を被ったと発表した。

 ワグネルは2020年にクーデターで実権を握ったマリの軍事政権を支援している。

 SNSに投稿された声明によると、交戦はマリ北部のアルジェリア国境近くで22~27日に発生。英BBC放送などは、ワグネルの80人以上が死亡し、「アフリカで最大の敗北を喫した」と伝えた。