トランプ氏、聴取に同意 暗殺未遂の被害者として=FBI

AI要約

トランプ前大統領が暗殺未遂事件に関するFBIの聴取に同意

事件当日の状況や容疑者の過去の行動について詳細が明らかに

容疑者の動機はまだ特定されていない

トランプ氏、聴取に同意 暗殺未遂の被害者として=FBI

[ワシントン 29日 ロイター] - 米連邦捜査局(FBI)当局者は29日、トランプ前大統領が今月13日に起きた暗殺未遂事件を巡り、被害者として聴取を受けることに同意したと発表した。

FBIの特別捜査官は「トランプ氏の見解を聞きたい」と述べた。

また同捜査官によると、13日の事件当日、銃撃の1時間強前に警察官らがトーマス・クルックス容疑者に気が付き、他の警官らと共有するため写真撮影。その約30分後には特殊部隊(SWAT)チームが、容疑者が距離計を使う姿を目撃していたという。

さらに、容疑者が過去の銃乱射事件や簡易爆発装置のほか、5月にスロバキアで起きた首相暗殺未遂事件などについてインターネットで検索を行っていたほか、暗号化アプリを使い25の銃器関連商品に加え、爆発装置の製造に使われる化学物質を購入していたと明らかにした。

ただ、動機はまだ特定されていないという。