110歳を超える人々「スーパーセンテナリアン」には、9つの共通点があった（海外）
スーパーセンテナリアンに共通する9つの特徴を専門家が指摘
長寿の要因として、ライフスタイルや持久力の重要性が強調される
逆境に立ち向かい希望を持ち続けることが長寿の鍵である
110歳まで生きるスーパーセンテナリアンになるための秘訣はない
しかし、専門家によるとスーパーセンテナリアンは9つの共通した特徴を持つ傾向があるという。
それには友人を持つことや健康的な体重を維持することが含まれている。
110歳以上生きる人々の共通点の9つを、スーパーセンテナリアン（110歳以上の人）の専門家がBusiness Insiderに教えてくれた。
ジミー・リンドバーグ（Jimmy Lindberg）は、世界最高齢の人々の年齢を検証する組織、ロンジェビクエスト（LongeviQuest）の科学アドバイザーとして、数千人のスーパーセンテナリアンを研究してきた。
リンドバーグが挙げた9つの特徴のうち、長寿の親戚がいる、冬に暖かい場所で生まれたこと、女性である（2015年の調査ではスーパーセンテナリアンの95％が女性であることが分かった）などのいくつかは自分の力ではコントロールできないものだ。
また、研究が長寿は富も要因であることを示唆しているのは驚くべきことではない。フィナンシャル・タイムズ（Financial Times）は、2023年に、最貧困層のアメリカ人は富裕層よりも寿命が50年短く、オピオイドの使用や銃による暴力にさらされることで寿命が短くなる可能性が高いと報じている。また貧困層は経済的な安定や医療へのアクセスも低い。
しかしリンドバーグは、「当然ながら、ライフスタイルは長く健康的な生活を送るための一因だ」と話す。彼女が我々に教えてくれた長寿の要因は以下の通り。
困難な時期に耐えることができるのは、スーパーセンテナリアンの重要な予測因子だとリンドバーグは話している。
「持久力の高いアスリートになる必要はないが、継続する力を持つ必要がある」と彼女は言う。
マドリード・コンプルーテンセ大学（Complutense University of Madrid）の研究者らが2023年に100歳以上の高齢者たちに共通する傾向について調査したところ、逆境に直面しても希望の光を探して前進し続けていると判明した。
Business Insiderは以前、レジリエンス（回復力）を構築する方法についてレポートしている。
