ゴラン高原に着弾 サッカーをしていた子ども11人が死亡の報道
イスラエルが隣国シリア領内で占領しているゴラン高原のサッカー場で、レバノンから放たれたロケット弾が着弾し、子ども11人が死亡した。
攻撃を受けたのは、ゴラン高原にあるマジダルシャムス村。少年サッカーの大会が開かれていた際に攻撃が起こり、警報のサイレンが鳴ったものの避難する時間がなかった。
昨年10月にパレスチナ自治区ガザ地区での戦闘が始まって以降、イスラエルとヒズボラは交戦を続けており、犠牲者が増えている。
イスラエルが隣国シリア領内で占領しているゴラン高原のサッカー場で、レバノンから放たれたロケット弾が着弾し、子ども11人が死亡した。イスラエル紙ハーレツが27日に報じた。イスラエル軍はレバノンに拠点を置くイスラム教シーア派組織ヒズボラが攻撃したと見ており、報復攻撃に出る可能性がある。
攻撃を受けたのは、ゴラン高原にあるマジダルシャムス村。イスラエルのメディアによると、ロケット弾の発射が覚知された際、現場では少年サッカーの大会が開かれていた。警報のサイレンが鳴ったが、シェルターに逃げる時間がなかったという。
死亡したとされる子どもは8歳から14歳まで。村の周辺には数カ月前までイスラエル軍の野営地があったとの情報もある。
昨年10月にパレスチナ自治区ガザ地区での戦闘が始まって以降、イスラエルとヒズボラは交戦を続けている。これまでにイスラエル側で34人、レバノン側で460人以上が死亡してきた。【エルサレム松岡大地】