イスラエル登場に厳重警戒 サッカー男子初戦、国歌にやじ

AI要約

イスラエルがパリ五輪に初登場し、サッカー男子1次リーグ対マリ戦が厳重な警戒下で行われた。

イスラエル国歌の斉唱にやじが飛び、パレスチナ旗を掲げる観客もいたが、大きな衝突はなかった。

イスラエル選手らは警察車両に誘導されてスタジアム入りし、口笛やブーイングが起きたが試合は無事終了した。

 【パリ共同】パレスチナ自治区ガザ侵攻を続けるイスラエルが24日、パリ五輪に初登場した。26日の開会式に先立つサッカー男子1次リーグの対マリ戦がパリで行われ、テロへの警戒から警察が千人動員され、厳重な態勢が敷かれた。大きな衝突はなかったが、イスラエル国歌斉唱にやじが飛び、試合中にパレスチナ旗を掲げる観客がいた。

 AP通信によると、イスラエル選手らは多数の警察車両に誘導されてスタジアム入りした。

 試合開始時にイスラエル国歌が流れた際は、口笛やブーイングが起きた。スタジアム内の数カ所で、観客がパレスチナ旗を掲げたり、横断幕を出したりしてスタッフに制止された。