ゴラン高原に攻撃10人死亡 ヒズボラか、軍の報復必至

AI要約

イスラエルのゴラン高原のマジダルシャムス村にレバノンからのロケット弾攻撃があり、10人が死亡、20人以上が負傷。イスラエル軍はヒズボラの攻撃と断定し、報復が必至。

ヒズボラはハマスと共闘し、北部を攻撃。27日の攻撃ではサッカー場にロケット弾が着弾し、多くの子どもが犠牲に。

 【エルサレム共同】イスラエルのメディアによると、同国の占領地ゴラン高原のマジダルシャムス村に27日、レバノンからのロケット弾攻撃があり、民間人10人が死亡、20人以上が負傷した。イスラエル軍は、国境地帯を挟んで交戦するレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの攻撃だと断定した。軍の報復は必至で、双方の緊張がさらに高まる恐れがある。

 昨年10月にパレスチナ自治区ガザでイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が始まって以降、ハマスと共闘するヒズボラはイスラエル北部を断続的に攻撃。27日はロケット弾がマジダルシャムス村のサッカー場に着弾したとみられ、死傷者の多くは子どもだった。