金正恩氏、中国は「血盟」と強調 朝鮮戦争の休戦協定締結71年で

AI要約

金正恩朝鮮労働党総書記が朝鮮戦争休戦協定締結から71年を祝うため、友誼塔や烈士の墓を訪れ、中朝友好を強調

中国側は北朝鮮がロシアと関係を深めていることに懸念を抱いており、金正恩は中朝友好を再確認

北朝鮮は戦勝記念日と位置付ける7月27日を祝日とし、関連行事を執り行う

金正恩氏、中国は「血盟」と強調 朝鮮戦争の休戦協定締結71年で

 【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は26日、朝鮮戦争(1950~53年)の休戦協定締結から27日で71年となるのに際し、中国人民義勇軍の参戦をたたえる平壌市内の友誼塔を訪れ、両国の友好が「血盟」だと強調した。金氏は26日「祖国解放戦争参戦烈士の墓」も訪れ、雨が降る中で献花した。北朝鮮メディアが27日伝えた。

 外交筋の間では、北朝鮮が6月にロシアと新たな条約に署名するなど関係を深めていることに、中国側が快く思っていないとの分析がある。金氏は中朝友好を重視する姿勢を示し、こうした見方の払拭を図った可能性がある。

 北朝鮮は7月27日を戦勝記念日と位置付け、祝日にしている。