ロシア資産活用、10月までに G7「建設的な議論」 米財務長官

AI要約

イエレン米財務長官は、ロシア資産の凍結解除に向け10月までに協議を終える見通しを示す。

活用のためにロシア資産を長期間凍結する仕組みを欧州連合に要請している。

G7会議で建設的な議論が行われ、ロシア資産活用に向け緊密に協力している。

 【リオデジャネイロ時事】イエレン米財務長官は26日、ロイター通信に対し、ウクライナ侵攻を受けて凍結されたロシア資産の活用について、「おそらく10月までに協議を終えられる」との見通しを示した。

 ロシア資産を確実に活用するため、長期間凍結する仕組みを導入するよう欧州連合(EU)に求めていると明らかにした。

 先進7カ国(G7)は24日、ブラジル・リオデジャネイロで財務相・中央銀行総裁会議を開いた。イエレン氏は、ロシア資産活用に向け「建設的な議論をした。前進させようと緊密に協力している」と評価した。