オリンピック開会式を前に各国首脳がパリで“スポーツサミット”
パリで開催されたスポーツを通じた持続可能な発展に関する会議についての報道。
会議で、地域のスポーツインフラに投資や学校での運動導入などの目標が定められた。
IOCはアスリート支援予算を増額し、スポーツの健康効果について強調。
オリンピックの開会式を翌日に控え、パリでは各国の首脳らが一同に集まり、スポーツを通じた世界の「持続可能な発展」について話し合いました。
この会議は、フランスのマクロン大統領とIOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長などが主催したものです。
会議には、60以上の国と国際機関が参加し、地域のスポーツインフラに投資することや、健康のために学校で毎日30分の運動を導入することなどを含む10の目標を定めました。
IOC・バッハ会長:
(病気を考えたとき)スポーツは命を救うと断言できます。
IOCは世界中のアスリートを支援する予算を10%増額し、2025年からの4年間で6億5000万ドル、日本円で約1000億円とすると発表しました。