トランプの政策シンクタンクが「大統領になったら中国人留学生を全員追放」と発表…!アメリカを脱出した中国人が日本に大挙する可能性

AI要約

アメリカで暮らす中国人留学生がトランプ前大統領支持の政策研究機関の発表に震える。

米国第一政策研究所が中国人学生に対するビザ規制や大学組織の追放を提案し、中国人留学生が日本を選択する動きが広がる可能性がある。

トランプ氏の米国第一主義による影響で、日本に来る中国人留学生が増加する見込み。

トランプの政策シンクタンクが「大統領になったら中国人留学生を全員追放」と発表…!アメリカを脱出した中国人が日本に大挙する可能性

「確トラ」と呼ばれる現状に、アメリカで暮らす中国人留学生が震えあがっている。トランプ前大統領を全面支援する政策研究機関「米国第一政策研究所」(AFPI)の衝撃発表が、現実味を帯びてきたからである。

「第1次トランプ政権の閣僚レベルの高官が多数参加しているAFPIは、いわばトランプ氏の政策シンクタンクです。そのAFPIが今年5月、書籍を出版。そこには、トランプ氏が行うべき政策として、『中国人学生に対するビザ発給の規制』、さらには『米国の各大学からの孔子学院、中国人留学生連盟の追放』と記されていました」(ワシントン・ポスト紙記者のキャット・ザクリュースキー氏)

全米各地の大学に置かれている「孔子学院」や「中国人留学生連盟」は、表面上は中国語教育を目的としているものの、「実際はスパイ組織である」とトランプ氏は認識している。だからこそ、大統領に返り咲いたあかつきには、彼らを一掃しようとしているのだ。

では、追放された中国人留学生がアメリカの代わりに選ぶのはどこか。大挙してくる可能性があると見られているのが、日本だ。中国情勢に詳しいライターの奥窪優木氏が言う。

「すでに少なくない中国人留学生がアメリカから『脱出』を始めています。就職難が続く母国に戻るという選択はせず、別の国の大学を選ぶ中国人がほとんどですが、その際の第1候補となるのが日本です。

というのも、日本は岸田文雄首相が『留学生は国の宝』と宣言するほど受け入れに積極的で、欧米に比べ留学費用が安いうえビザも取りやすい。実際、日本の中国人留学生の数は、昨年度の時点で約11万5000人にのぼります」

「米国第一主義」を掲げるトランプ氏からすれば、中国人がどこへ行くかなど知ったことではない。大統領として復活すれば、日本に来る中国人留学生はさらに爆増するだろう。

「週刊現代」2024年8月3日号より