バイデン氏、イスラエル首相と会談 ガザ停戦改めて呼びかけ

AI要約

バイデン米大統領はネタニヤフ首相と会談し、パレスチナ地区がガザでの停戦を呼びかける。

会談でバイデン大統領は話し合うことの重要性を強調し、ネタニヤフ首相は支援への感謝を表明。

停戦交渉が進展しているものの、妥協が必要であり、ハリス副大統領やトランプ前大統領との会談も予定されている。

バイデン氏、イスラエル首相と会談 ガザ停戦改めて呼びかけ

[ワシントン 25日 ロイター] - バイデン米大統領は25日、イスラエルのネタニヤフ首相とホワイトハウスで会談し、9カ月に及ぶパレスチナ地区がガザでの停戦を改めて呼びかけた。

両首脳による直接会談は、バイデン大統領が昨年10月7日のイスラム組織ハマスのイスラエル奇襲を受けてイスラエルを訪問してから初めて。

バイデン大統領は会談の冒頭、「話し合うことがたくさんある」と述べた。ネタニヤフ首相はバイデン氏に対し「50年間の公務とイスラエルへの50年間の支援に感謝したい」と述べた。

ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、停戦交渉ではイスラエルとハマスの間になお溝はあるものの、「以前よりも近づいている」という認識を示した。「双方が妥協しなければならない」とも述べた。

米国務省のミラー報道官は、停戦を巡る「合意を成立させる必要があるというのが、今回の首脳会談における米国側のメッセージだろう」と述べた。

バイデン大統領の11月大統領選撤退を受け、民主党の大統領候補に指名される見通しのハリス副大統領も25日、ネタニヤフ首相と会談する。

また、26日には、ネタニヤフ首相は共和党の大統領候補となったトランプ前大統領とも会談する予定。