移民船転覆150人超不明 15人死亡、モーリタニア沖

AI要約

アフリカ西部モーリタニアの首都ヌアクショット沖で移民を乗せた船が転覆し、15人が死亡。救助されたのは120人で、行方不明者は150人以上。

船はガンビアから出航し、約300人が乗船していた。アフリカ西部からスペイン・カナリア諸島を目指す移民は増加している。

 【カイロ共同】国際移住機関(IOM)は24日、アフリカ西部モーリタニアの首都ヌアクショットの沖合で移民を乗せた船が転覆し、15人が死亡したと発表した。船には約300人が乗っていたとされるが、当局に救助されたのは120人にとどまり、行方不明者は150人を超えるとみられる。

 転覆事故は22日に発生。船はガンビアから出航した。アフリカ西部からスペイン・カナリア諸島を目指す移民は今年に入り、急増しているという。