反欧米4カ国の連携警告 「3年以内に備えを」と英陸軍参謀総長

AI要約

ウォーカー陸軍参謀総長が、ロシア、中国、イラン、北朝鮮の軍事的連携強化に警告。

これら4カ国が動乱の枢軸として定義され、2027-28年までに一定の到達点に達する可能性。

軍は戦争または抑止に備え、戦闘能力を27年までに倍増させる必要性を主張。

 【ロンドン時事】英国のウォーカー陸軍参謀総長は23日、欧米と対立するロシア、中国、イランと北朝鮮の4カ国が軍事的連携をますます強めていると警告し、「軍は3年以内に戦争を戦うか、それを抑止する用意を整えなくてはならない」と主張した。

 英メディアが報じた。

 6月に就任したウォーカー氏は、中ロとイラン、北朝鮮を「動乱の枢軸」と定義。4カ国は武器や技術を共有する「相互取引関係」を築いており、連携の動きは2027~28年までに一定の到達点に至ると分析。これらの国々との衝突も想定し、軍は27年までに戦闘能力を倍増させる必要があると訴えた。