独ケルンの空港、気候変動活動家団体の妨害で航空機の運航停止
ドイツのケルン・ボン空港が気候変動活動家団体による抗議で航空便の運航を停止。ラスト・ジェネレーションが2030年までに化石燃料からの撤退を要求。
同団体による空港での平和的な抗議は英国、オーストリア、オランダ、スイス、カナダ、米国、スコットランド、ノルウェーでも計画されている。
[フランクフルト 24日 ロイター] - ドイツのケルン・ボン空港は24日、気候変動活動家団体による妨害のため全ての航空便の運航を停止したと発表した。
気候活動団体「ラスト・ジェネレーション」はX(旧ツイッター)に航空便の運航を妨害していると投稿し、メンバーの一人が滑走路に手をつけている写真を公開した。
ラスト・ジェネレーションは、ドイツ政府に対し、2030年までに石油、ガス、石炭から撤退する国際合意を追求するよう求めている。
同団体は、この日は英国、オーストリア、オランダ、スイス、カナダ、米国、スコットランド、ノルウェーでも「空港で同様の平和的・市民的な抗議行動」が計画されていることを明らかにした。